アラブの
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偉いお坊さん
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■[過去ログ 解説]
『アラブの偉いお坊さん』の発祥は前世紀末に遡る。
その原型は、つくま氏が勤務先のイントラネットでひっそりと書き始めた、天翔る駄文と伝えられている。
特筆すべきは、現在に至る『アラ坊』が、原型のリフレインである点であろう。タイトルはもとより、虚構を廃した自滅的トラブルメイキング,特定本数掲載後の一時休止,ターゲットを己にのみ絞った妄想,エトセトラ,エトセトラ…は、当初から一貫している。文字に固執する表現スタンスと短文が、携帯端末での斜め読みに最適であることは、時代を先取りまたは無視した氏のアンテナ性を物語っているといえよう。
やがて社内で2人の読者を獲得した『アラ坊』は、2001年、給与査定の呪縛から逃れるためにインターネットの無料HP作成サイトへ移動する。キャッチコピーは「言語系ネタ帳」。この全世界に向けて発信された綺羅星のごとき雑文が、三年かけて魅了したネットサーファーは10人にも迫り、のべ1万回のアクセス数をはじき出すこととなる(検索サイトの自動巡察を含む)。そして2004年、丸一年の無収入生活から社会復帰したつくま氏は、賞与のありがたみを持て余し、ドメイン取得なる行動に走るのである。
インターネット移行時からの名物インタビュアー、田所氏はこう語る。
「え? いきなり登場させないでください」
彼はときにロボットのかぶり物をし、男色の餌食となり、つくま氏の素性を明かすべく八面六臂の活躍を見せる。しかし常に徒労に終わる。
「着替えてきました。みなさんこんにちは」
ここで1999年以前の過去ログを読まれる諸兄に、補足情報を記そう。
「ないですよ、そんな前のログ。いま2005年1月時点で」
つくま氏の勤務先はコンピュータソフトウェアメーカーであり、当時
「ソフトウェア? メモしますメモ」
五反田に程近い戸越銀座にあった。中華料理店「百番」や書店「文華堂」は、付近の商店街に存在した店である。氏の郷里、葛飾区から伸びる地下鉄都営浅草線も現れている。
「早く掲載してくださいよ、過去ログ」
なお『アラ坊』を代表するランキングや列挙形式は、2001年に抜粋および公開されているため、その多くがログから外されているとの説が有力だ。
「うわ、そんな手抜きでスタートしてたんですね」
現在目白に居を構えるつくま氏は、江戸っ子と瀬戸内海島民のハーフ。漢字を
「目白? 池袋って聞いたのに隣じゃないですか」
憶えるまで「しおひがり」と「ひおしがり」の区別がつかなかったというエピソードは、あまりにも有名だろう。
「有名って、読者1ケタ…」
広島弁に親しみ、さらに高校で中国語、大学で英語を専攻した経歴は、氏の言語への
「それでですか! 中国行ってたり外人のフリしたり!! なるほどぉー」
うるさい。
「あ。地の文で怒られた」
とにかく、そういうことで、お楽しみいただきたい。
「…。えーと、この、ものすごい尻切れトンボ感は私のせいですか?」
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